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インゴットについて

このページでは、金の「延べ棒」としても知られる、「インゴット」について解説します。知っておきたい基本的な知識はもちろん、売買の際に注意したいポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもインゴットとは?

インゴットとは、精錬され、一定の形に鋳造された貴金属の塊の事です。貯蔵や取引で使いやすいように、長方形の延べ棒の形をしていることが一般的で、「地金(じがね)」や「バー」とも呼ばれています。いわゆる「金の延べ棒」としてイメージされるものが、「金のインゴット」です。

インゴットの基本知識

数ある貴金属のなかでも、「金のインゴット」ともなれば純金で出来ていますから、低品質のものや偽造品が出回らないように、厳しい規格や審査基準が定められています。
一般的に形状は長方形の板状ですが、表面には基本情報が刻印されています。
刻印されている情報には、そのインゴットを精錬した業者の商標(メルズマーク)をはじめ、含有量(インゴットは最高純度の地金であるため、金の場合は999.9(1000分率)と記載されています)、重量(5グラムから1キログラムまで)、製造ナンバーなどがあります。
なかでも「メルズマーク」は、そのインゴットの信頼性を証明する情報として、とても重要です。というのも、インゴットはどのような業者でも精錬できますが、国際的に認知されているメルズマークがあるかどうかによって、価値が異なってくるのです。基本的にメルズマークがないインゴットは金取引市場では扱われませんし、信頼できるメルズマークがあれば、高く査定されることもあります。

インゴットを売る際のポイントは?

金は、その美しさはもちろん、希少性や安定性の高さもあり、古来より貨幣として用いられてきました。そのため今日でも、国際情勢の不安定化や、株式・預貯金に対する信頼性の低下といったシーンで、金のインゴットが信頼できる資産運用の投資対象になってきます。
金の取引価格は、ニューヨークやロンドン、東京といった世界各地の取引市場で決められます。価格は毎日変動しており、市場の金相場によって、買取専門店や銀行、証券会社といった各業者が売買金額を決めています。
また金の売買には、本人確認ができる書類が必要であることはもちろん、取引金額が一定の額を超える場合、業者が税務署に支払調書を提出しなければならない決まりがあります。
金の売買を行った場合は、もれなく確定申告を行う義務がありますので、税務署などに問い合わせて確認を取りましょう。

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