公開日: |更新日:
金を少しでも高く売るための買取店を選ぶポイントについて説明します。金の買取には査定や見積もりが必須となりますが、その費用は買取店によって無料、有料と分かれることも少なくありません。また、使い勝手の良さや安心して買取できることもお店選びの重要なポイントです。
金の相場価格は日々変動しますが、実際に金を売る際の買取価格は買取店によって大きく異なるものです。金をなるべく高く売るためにどのように買取店を選べばよいのか、そのポイントについて考えてみました。
金の買取は高額な取引となるため、高く売るためには査定や見積もりをしっかりと行ってくれる買取店であることが基本となります。
しかし、どんなに適正な価格を提示してくれる店であっても査定や見積もりに費用がかかってしまっては、トータルでお得感がなくなってしまうこともあるでしょう。
業者によっては、相場より安く買いたたいたり、新人スタッフにより正確な査定が行われなかったりすることもあります。
信頼や実績のある大手買取店を選ぶようにしましょう。
金の買取では見積もりや査定が必須となります。買取店によっては見積もりや査定が無料なうえに、買取金額に納得できない場合にキャンセルしてもキャンセル料を取らないところもあります。
金を少しでも高く売るために買取店をはしごするという人にとって、査定キャンセルのたびに費用がかかっていては損をしてしまうこともあるでしょう。
買取店を選ぶ際には、査定後のキャンセル料がかからないこともチェックが必要です。
金の買取価格は買取店が自由に設定することができます。
それだけに、明確な査定方法を提示している買取店の方が信頼でき、高価買取も期待できるといえるでしょう。
金相場は毎日グラム単位で変動するため、金市場で上昇傾向にあるタイミングで売るのが良いと言えます。
公式サイトに毎日変動する金の買取価格をきちんと提示している店であれば、目安がわかります。
また、標準的な買取価格にプラスαをしてくれるお店もあるのでチェックしてみましょう。
なるべく高く売りたくても「近隣に買取店がない」「店舗で対面で価格交渉することに抵抗がある」などと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
スタッフと一切コミュニケーションを取りたくないのであれば宅配キットを使って簡単に査定、買取、振込ができる宅配買取がおすすめ。
一方、複数まとめて買取の場合は出張買取の方が買取額が高くなる可能性があります。
全国に複数の店舗を展開している買取店は、「信頼や実績があり売上が伸びている」「ブランドとしての知名度が高い」ということになります。
全国展開の店の形態は主にFC店と直営店の2種類。
ただし、FC店はロイヤリティの支払いが必要となるため、査定額を安く見積もる傾向がある、直営店は査定ミスが許されないため査定に時間がかかる、などの問題もあるため注意が必要です。
気になる金の買取店が複数ある場合や初めて買取店を利用する場合には、ネットでの口コミ評価を参考にするといいでしょう。
ネットの口コミは、メリットだけでなくデメリットについてもストレートに書かれていることが多いもの。
実際に利用した人の体験談から「安心して売ることができる」「他店よりも金を高く売ることができる」などの意見が多ければ、優良店舗である可能性も高くなります。
金を売るために、とりあえず買取業者を探す人は多いでしょう。業者選びは大切ですが、その前に準備をしておくべきポイントがあります。ゴールドの相場は変動が激しく、タイミングが大切です。また査定前に情報を仕入れておくことで、賢く買取をしてもらえることもあります。高値買取のためにはどうすればいいのか、詳しく解説します。
買取業者は基本的には小さなアクセサリーでも査定がつけば買い取ってくれます。ただ、もし家に眠っている宝飾品がいくつかあれば、まとめて持って行ったほうが買取金額が大きくなります。ジュエリーをたくさん持ってきてもらうお客様はリピーターになってほしいので、買取業者もがんばって価格交渉に応じてもらえる可能性が高くなります。
ゴールドの宝飾品には金属部分に刻印が押されていることがあります。そこには18Kとか14Kなど純度が記されているはずです。買取価格は宝飾品に含まれるゴールドのグラム数でおおよそ決まります。計算方法は意外と簡単です。18Kだと全体の75%がゴールドですから、純粋にゴールドの重さがわかります。そこに当日のゴールドの相場価格を掛ければ買取金額がおおよそわかります。もし業者の査定がその予想金額よりも大幅に安かった場合には、別のお店でセカンドオピニオンを尋ねたほうが良いでしょう。
宝飾品を購入した際には、鑑定書などの品質保証書がついていることがあります。そのゴールドや宝石が本物であることの証拠なので、大切に保管しておきましょう。売りに出すときには鑑定書や保証書などの付属品があると高く買い取ってもらえることがあります。業者が転売する際に、保証書がついていると、信頼性が一気に増すからです。
せっかく大切な金製品を売るのですから、1店舗だけで売却を決心するのは尚早といえます。いろいろな買取業者をまわって、価格を比べてください。ジュエリー査定が得意な業者もあれば、金を溶かして工業材料として流通させるのが得意な業者もいます。業者が得意とするマーケットの盛り上がりによって、買取価格に差が出てきます。ぜひ何店舗かまわってみてはいかがでしょうか。
ゴールドの価格は日々刻々と変化します。土日を除いた平日は世界のマーケットが24時間動いており、とくにニューヨーク市場とロンドン市場は金融機関やファンドなど機関投資家の参加者が多く、価格の決定に強い影響力があります。需要が旺盛で市場の取引が活発なタイミングでは金価格も上昇します。ぜひチャンスを見極めて高値売却を目指してください。
ゴールドを買い取ってもらうときには、免許証やパスポートなど身分証明書が必要となります。これは古物営業法により定められているルールです。買取業者では年間200万円を超える買取があった個人は支払調書を作成し、それを税務署に届けなくてはなりません。税務署は支払調書から納税額を計算し、個人宛に郵送します。ただ、ゴールドを売った場合の税金は販売価格から購入価格を引き算して、譲渡益が50万円を超えたときに課税対象となります。1年間でまとめて売却せずに、複数年かけて売却すれば節税効果が高くなる可能性があります。